IPOとは

失敗するIPOの5つの特徴

失敗 IPO
今回の記事では、『過去に失敗したIPO』を一覧にしました。
最近「IPO投資は儲かる!」という認識が広まってきたと思います。
しかし、IPOへの投資はリスクとリターンがあることをキチンと認識するようにしましょう。
過去に失敗したIPOをチェックして、今後のIPO投資に活かしましょう。

損するIPOは、以下の5つの点に大体あてはまっています。

IPOの吸収金額が100億円超えること
仮条件の上限が想定価格を下回る案件
公募価格が仮条件の上限を下回る案件
業績が右肩上がりではない
地味な事業内容の案件

直近5年間のワーストIPOパフォーマンスはこちらです。
(2014年~2018年)※金額ベース

2018年
自律制御システム研究所(6232)
損失額 -57,000円(-16.8%)
2017年
西本Wismettac HD(9260)
損失額 -28,500円(-6.0%)
2016年
ユーエムシーエレクトロニクス(6615)
損失額 -52,000円(-17.3%)
2015年
RSテクノロジーズ(3445)
損失額 -65,000円(-23.6%)
2014年
トレックスセミコンダクター(6616)
損失額 -52,000円(-10.4%)

2018年のワーストパフォーマンスIPO

自律制御システム IPO
2018年度のワーストパフォーマンスを記録したIPO案件は、自律制御システム(6232)でした。
下の表のとおり、34万円の投資で5万7,000円損したことになります。

・企業名…自律制御システム研究所(6232)
・上場日…2018年12月21日(金)
・吸収金額…100億円(想定価格)
・初値…2,830円(-16.8%)
・公募価格…3,400円
・主幹事…みずほ証券

自律制御システム研究所(6232)は、無人ドローンの開発やサービスの提供をしている企業です。
テーマはIPO向きでしたが、相場の地合いが悪かったこともあり初値は公募価格を割れました。
吸収金額が100億円近いIPO案件の初値は注意したほうが良さそうですね。

2017年のワーストパフォーマンスIPO

西本Wismettac IPO
2017年度のワーストパフォーマンスを記録したIPO案件は、西本 Wismettac HD(9260)でした。
下の表のとおり、47万5千円の投資で2万8千5百円損したことになります。

・企業名…西本Wismettac(9260)
・上場日…2017年09月29日(金)
・吸収金額…223億円(想定価格)
・初値…4,465円(-6.0%)
・公募価格…4,750円
・主幹事…野村證券

西本Wismettac(9260)は、海外で日本食やアジア食品の卸売販売をおこなっている企業です。
吸収金額が202億円と大きく、事業内容もIPO向きではなかったためパフォーマンスが悪かったようですね。

2016年のワーストパフォーマンスIPO

ユー・エム・シー・エレクトロニクス IPO
2016年度のワーストパフォーマンスを記録したIPO案件は、ユー・エム・シー・エレクトロニクス(6615)でした。
下の表のとおり、24万8千円の投資で5万2千円損したことになります。

・企業名…ユー・エム・シー・エレクトロニクス(6615)
・上場日…2016年03月15日(火)
・吸収金額…71億円(想定価格)
・初値…2,480円(-17.3%)
・公募価格…3,000円
・主幹事…みずほ証券

ユー・エム・シー・エレクトロニクス(6615)は、EMS(電子機器受託製造サービス)を事業にしている企業です。
吸収金額が大きかったことと、”EMS”という地味な事業内容がIPOパフォーマンスの足を引っ張ったようですね。

2015年のワーストパフォーマンスIPO

RSテクノロジーズ IPO
2015年度のワーストパフォーマンスを記録したIPO案件は、RSテクノロジーズ(3445)でした。
下の表のとおり、27万5千円の投資で6万5千円損したことになります。

・企業名…RSテクノロジーズ(3445)
・上場日…2015年03月24日(火)
・吸収金額…34.7億円(想定価格)
・初値…2,100円(-23.6%)
・公募価格…2,750円
・主幹事…SBI証券

RSテクノロジーズ(3445)は、シリコンウエーハの再生加工や開発をおこなっている企業です。
”シリコンウエーハの再生加工”という地味な事業内容がIPOにマイナスにはたらいたようです。
さらに仮条件が想定価格を下回っていたので、弱気の予想が多かったIPO案件ですね。

2014年のワーストパフォーマンスIPO

トレックスセミコンダクターズ IPO
2014年度のワーストパフォーマンスを記録したIPO案件は、トレックスセミコンダクター(6616)でした。
下の表のとおり、50万円の投資で5万2千円損したことになります。

・企業名…トレックスセミコンダクター(6616)
・上場日…2014年04月08日(火)
・吸収金額…40.3億円(想定価格)
・初値…4,480円(-10.4%)
・公募価格…5,000円
・主幹事…野村證券

トレックスセミコンダクターは、アナログ電源ICメーカーです。
上場前の決算をみると、売上高が落ちているので嫌気されたようですね。
半導体デバイス関連の地味な事業内容は、IPOにマイナスにはたらいたようです。
仮条件の下限が想定価格を下回ったので、需要も弱かったようですね。

過去のIPOのワースト案件

損するIPOの特徴は、以下の4つです。

IPOの吸収金額が100億円超えること
仮条件の上限が想定価格を下回る案件
公募価格が仮条件の上限を下回る案件
業績が右肩上がりではない
地味な事業内容の案件

過去のIPOのワースト案件はこちらです。
すべて、上の5つの条件のどれかにあてはまっていますね。

~2018年~
1位. 自律制御システム研究所(6232)
損失額 -57,000円(-16.8%)
2位. ポート(7047)
損失額 -55,000円(-37.2%)
3位. Delta-FlyPharma(4598)
損失額 -38,500円(-8.1%)

~2017年~
1位. 西本Wismettac HD(9260)
損失額 -28,500円(-6.0%)
2位. スシローグローバル(3563)
損失額 -17,000円(-4.7%)
3位. LIXIL ビバ(3564)
損失額 -10,300円(-5.0%)

~2016年~
1位. ユーエムシーエレクトロニクス(6615)
損失額 -52,000円(-17.3%)
2位. アイドママーケティングコミュニケーション(9466)
損失額 -21,000円(-14.6%)
3位. アカツキ(3932)
損失額 -15,500円(-8.0%)

~2015年~
1位. RSテクノロジーズ(3445)
損失額 -65,000円(-23.6%)
2位. サンバイオ(4592)
損失額 -29,000円(-14.5%)
3位. シーアールイー(3458)
損失額 -26,500円(-7.3%)

~2014年~
1位. トレックスセミコンダクター(6616)
損失額 -52,000円(-10.4%)
2位. リボミック(4591)
損失額 -47,000円(-20.4%)
3位. SFPダイニング(3198)
損失額 -32,000円(-16.5%)

今回のまとめ

失敗 IPO
今回の記事のポイントはこちらです。
これからIPOに申し込む前に、必ずチェックするようにしましょう。

IPOの吸収金額が100億円超えること
仮条件の上限が想定価格を下回る案件
公募価格が仮条件の上限を下回る案件
業績が右肩上がりではない
地味な事業内容の案件

今回は、過去に損したIPOを一覧にしました。
上の5つのポイントのどれかにあてはまっている場合は、IPOに申し込む際に注意するようにしてください。

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特になし

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